医療は今、病気を治すことだけではなく、人の人生そのものを支えることが求められる時代になりました。
聖恵会は、精神科医療を原点として、人間の苦しみに向き合ってきました。
その歩みの中で私たちが大切にしてきたものは、人と人との出会いであり、多くの方々とのつながりです。
私たちは、その関わりの中で相即力が働き、人が再び生きる力を取り戻していく姿を数多く見てきました。
聖恵ビハーラ、カルナ・マイトリー病棟、精神科病棟では、病だけではなく悲嘆に寄り添う臨床を大切にしています。
また、ユマニチュードの実践を通して、一人ひとりの尊厳を大切にし、人と人との豊かな関わりを育んできました。
これからも、精神科医療を基盤とした身心一如の総合精神医療をさらに発展させ、医療・介護・福祉の枠を超えて、地域とともに歩んでまいります。
世の一隅に安心を立てるために。
医療法人聖恵会 理事長
安松 聖高
精神科医療とは、精神疾患だけを診る医療ではありません。
私たちは、その本質は人間の苦しみに向き合うことにあると考えています。
人は誰しも、生老病死という避けることのできない苦しみを抱えています。
だからこそ私たちは、人を身体と精神、医療と福祉に分けて考えるのではなく、その人の人生全体に寄り添います。
病を診るだけではなく、人を診る。
治療するだけではなく、支える。
病だけではなく、その背後にある悲嘆にも寄り添い、人と人との関わりの中で相即力が息づく医療と福祉を実践すること。
それが聖恵会の目指す身心一如の総合精神医療です。
精神科医療とは苦しみに向き合う医療である。ゆえに精神科医療は総合精神医療へと開かれる。























